誘惑の光。
2002年11月10日夜になると現れる一筋の光。
それは私の住んでいる町を照らす。
私が小さい時、両親にあの光は何かと尋ねたこと
がある。
その時両親はこう答えた。
「あれはね、夜何か悪いことが起こっていないか
監視するための光なんだよ。灯台よ。」
幼かった私は、なんの疑いもなく信じた。
が!
時が経ち、高校生になった私はあの光の本当の意
味を知ることになる。
あの光の正体、それは・・・
ラブホテルの空室を知らせる光だったのだ!
お父さん、お母さん。灯台だって言ったのは嘘だ
ったんだね。
幼い私にラブホテルの話をするわけにはいかない
よね。
大きくなった私はその光が2つあるっていうコト
にも気付いたよ。
そして今日も夜空に2筋の光が。
・・・空室なんだぁ。
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